こんにちは、大学受験2年目のLaddgeです。
11月になり、いよいよ本格的に共通テストの対策に取り組む時期が来ました。(来てしまいました。)
共通テストは特徴的な問題形式の科目があったりして結構めんどいと、個人的には感じています。
自分は、国公立理系を狙ってるのですが、得意科目は理系科目よりも英語(特にリーディング)です。
そこで、共通テストのリーディングについて、自分がどのように解いているかを書こうと思います。
※あくまで自分の経験をもとにした自己流の解き方なので(そもそも英語を専門にやってるとかじゃないので)、これがハマるかどうかは人それぞれだと思います。それを理解した上で参考程度に読んでみてね
第1問から第6問まで、大問ごとに説明します。
(2023年の第3回ベネッセ・駿台マーク模試と、2023年度の共通テスト本試験を見ながら書いているので、若干構成が違う場合があります。)
第1問Aは、見開き1ページで、左ページを見て右ページの設問を2題解く構成になっています。
左ページは内容が濃くて、右ページは余白が多いので、つい左ページの最初の説明から読んでしまいそうになりますが、ここは絶対に右ページの設問をみます。
共テは内容の難しさよりも時間配分が厳しかったりします。ザコいパートはサクッと進めましょう。
右ページの設問には、それぞれ4つずつ選択肢がついています。
量が少ないので、2問分まるごと覚えてしまいます。(一語一句覚えるということではないです。)
そのあとで、左ページを見ます。
たいてい4つくらい絵があって、それぞれの特徴を箇条書きで説明しています。
間違ってもリード文は見ません。ついつい読みそうになりますが読みません!
箇条書きの部分を、ザッと読みます。基本的に、4つの絵に対して対応するような項目が並んでいます。
その中から、先ほど覚えた設問に合う答えを探して、回答します。
設問を覚えて解くと言いましたが、そこまで厳密なプロセスでなくていいです。あくまでそういうイメージでということです。
慣れればここは1 ~ 2分で解けます。
第1問Bは、webサイトを読んで、3つの設問に答える問題です。
webサイトといっても、イベントの特設ページのような、どちらかというとチラシみたいな内容になっています。
ここは普段日本語のチラシを見るときと同じように、うまく要点を拾っておきます。
細かい条件とかまで読み込まなくていいです。
なんとなく、こういうのがあるんだなあ的な感覚で内容を把握した上で、設問を見ます。
コツは、チラシのどこになんの情報があるかを先に把握しておくことです。
そうすると、目の移動を最小限に抑えられます。
第2問Aは、なにかの説明が書かれていて、それに対して参加者のコメントのようなものが最後にくっついている形式になっていることが多いです。
設問は基本的に本文の順番に沿っていることが多いので、うまく見比べながら解きます。
そして、第2問から、「fact / opinion」の問題が入ってきます。
ここはとても重要です。
要は、「本文中で述べられている事実(/意見)として正しいものを選べ」ということです。
共テは親切に設問中のfactやopinionという語を太字にして下線まで引いてくれていたりします。
(その親切さは他のところで生かしてほしいものです。)
このタイプの問題が来たら、「ラッキー✌️」と思ってください。
実は、factを答えろと問われているのに、opinionな選択肢が入っていたり、その逆があったりします。
こういう選択肢は本文と見比べるまでもなく機械的に消せます。
問題によっては、この作業で答えをひとつに絞れてしまうこともあります。
重要なのは、「本文と見比べるまでもなく」というところです。
迷う必要はありません。ジャンジャン消しましょう。
どのような表現がfactになるのか、opinionになるのか、というところは、たくさん問題を解く中でパターン化していけるといいです。
第2問Bも、Aと同じように、「fact / opinion」の問題が出ることが多いです。
Bのほうは文章も短いので、自分なら全部読んでしまいます。
時間に余裕がなければ、選択肢から見てもいいと思います。
この問題は、落ち着いて読めば、英語の能力というより、情報処理能力でなんとかなります。
第3問Aは、ブログを読む問題です。
設問が少ないので、先に何が問われているか確認した上で、文章を読みます。
図や表がある場合は、その図や表が本文で言及されている部分を意識して読むといいです。
ここも慣れればかなり早く次に進められるはずです。
第3問Bでは、Aよりも若干長いブログを読みます。
この辺りから、出来事を起きた順に並べる問題が出ます。(□→□→□→□ のようになってる問題です。)
これは、先に選択肢を見て、本文と照らし合わせながら、本文中で選択肢にある出来事と同じことを言っている部分に◯をつけるようにします。
これをすると、出来事並び替えの問題だけでなく、その後の設問の答えも自然と出せるようになります。あまり意識せずに文脈が入ってくるため、精読するより早く済みます。
ここまでの問題は、細かくなりすぎず、文章を「広く」見て、さらっと吸収するようにできると強いと思います。
第4問では、2つの記事を読んで問題に答えます。(以後、一つ目の記事を「記事①」、二つ目を「記事②」と表記することにします。)
長い文章になっていてうんざりするかもしれませんが、意外と時間はかからなかったりします。
設問をみると、どちらか片方の記事に関する問いと、両方の記事に関する問いがあるのがわかります。
まずはそのうちの、片方だけのものを文章と照らし合わせながら解き、その流れで本文の内容を把握し、他の問題に答えます。
4つの選択肢のうち、間違いの3つは明らかに違うことが多いです。
文章を読む際は、問題提起に注目します。筆者がどういう問題に言及しているかは、割と始めのほうに書いてあることが多いです。
ここをしっかり押さえておくと、話がすんなり入ってきます。
記事②は、記事①に対する別の人の意見になっています。
記事①の内容を読んだ人が意見を述べるので、トピックは大きく変わりません。
かといって、記事①と全く同じ意見をわざわざ書いていることはあまりないです。
記事②の最初のほうで、記事②の筆者の立場が示されています。(賛成or反対or部分的に賛成/反対)
同じトピックについて述べる中で、それぞれの主張がどう違っているのかを認識することが重要です。
実際それを答えさせる設問があると思います。
2つの記事をうまく対比させて読めるといいです。
第5問は、伝記の問題になっています。
なんだか偉大そうな人物について、長々と語られていますが、とりあえず無視します。
だいたい本文の内容がノートにまとめられていて、それを埋める問題になっています。
なので、このノートを見ると、本文のおおまかな内容がわかってしまいます。
最初に、ノートのタイトルを入れるような問題があることがありますが、こういうのは後回しにしたほうがいいかもしれません。
ノートの中には見出しがあり、見出しだけ見ると、ノートの構成がわかります。
基本的に本文の構成に対応するので、それぞれのパートに区切って本文を読むと、簡単に埋まります。
また、この問題にも、出来事並び替えの問題が入ってきます。
これも前と同じ様に、選択肢と同じものを本文中で印をつけていきますが、ノートの中で空欄になっていない(具体的に示されている)出来事があるので、先にそれをチェックしておくと、探る範囲を狭くできます。
第5問は、慣れると文章量の割にめちゃくちゃ早く解けるので気持ちいいです。
いよいよ最後の第6問です。
共テのリーディングは第6問、さらに言えば第6問Bが1番メインと言っても過言ではないです。と個人的に思っています。
自分はなるべく丁寧に第6問を解きたいので、第6問突入時点で25分残すようにしています。
時間配分は人それぞれですが、第6問は配点も高いので大事にするべきだと思います。
第6問Aは、第5問と同じように、ノートが提示されています。
まずはこっちを読んで内容を把握して、それから本文を読みます。
本文を読むときは、ノートで空欄になっていない箇所は飛ばすようにすると、時間を短縮できます。
第6問Bに入るときに、20分くらい残っていると、余裕がもてます。
この問題では、パワポのようなスライドが示されますが、形が違うだけで、読み方は第5問とそう変わりません。
スライドと本文の構成が対応しているので、範囲を絞って答えを見つけます。
時々、結構頭を使うような問題が出されたりするので、丁寧に解くのがいいと思います。
長々と書き散らかしましたが、要は、時間がない中でいかに効率をあげるかが大事です。
あと、これを言ってしまえば終わりなのですが、読むスピードを上げるのもひとつの手です。
効率をあげたり、スピードを上げたりして、余裕を作ることができれば勝ちです。
あとは、単語のストックもあって損はないです。特に感情系の単語は系統ごとにまとめたりしてしっかり覚えておくといいです。
私が偉そうに語っているのは、あくまで私の解き方であり、この通りに解けということではないです。
自分はこう解く!という一連の流れを、メモ帳かなんかにまとめておくことをおすすめします。(リーディングに限らず共テ全般に言えることですが)
ルーティン化できてしまえば意外とあっさりできてしまうかもしれません。
受験生の皆さん、一緒に頑張りましょう!!