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自分のホームページを作ろう! (③応用編)

Mar 13, 2024
make_your_site_3

この記事は3つの記事の3つ目です。

応用編について

②の実践編では、ついにサイトを公開するところまでいきました。

応用編では、より”自分のサイト”にするために、いくつかカスタマイズのやりかたを紹介します。

色などのスタイルを変更

まずは見た目のカスタマイズをしていきましょう。

もともと以下のような見た目ですが、

browser dev

以下のように見た目を変えることができます。

browser yellow theme browser darkorange theme

テーマカラーと角の丸みを変更できる設計になっています。

変更する箇所は、./src/global.cssにあります。

vscode edit css vars

:root {
  --color-bg-1: #f0f9ff;
  --color-bg-2: #e0f2fe;
  --color-bg-3: #bae6fd;
  --color-text: #020617;
  --color-accent: #0ea5e9;
  --color-on-accent: #f0f9ff;
  --color-link: #0284c7;
  --corner-radius: 0.75rem;
}

上から、

に対応しています。

テーマカラーの変更

色はカラーコードで指定します。(他の指定方法もありますが、ここでは説明しません。)

カラーコードは、(r, g, b) = (1, 0, 0) ~ (255, 255, 255)の色を16進法でRGBの色ごとに表わしたのを結合して6桁にしたものです。

例えば、完全な白(200色あると困るのでこう表現しています)は、RGBの三つの値がどれも255なので、#ffffffとなります。

同様に、黒は#000000、青は#0000ffとなります。

ちなみに、Laddgeのアイコンの背景色は#28a3ccです。(ソース)

話を戻して、サイトのテーマカラーを選びましょう。

とはいえ、いきなりイメージどおりの色をカラーコードで表わせる人はそういません。

というか一般人には無理です。

そこで、いい感じの色を拾ってきます。

僕はよく以下のサイトを参考にします。

Customizing Colors - Tailwind CSS
Customizing the default color palette for your project.
Customizing Colors - Tailwind CSS favicon tailwindcss.com
Customizing Colors - Tailwind CSS
Material Palette - Material Design Colors
Choose your favorite colors and get your Material Design palette generated and downloadable.
Material Palette - Material Design Colors favicon www.materialpalette.com
Material Palette - Material Design Colors

開発サーバーを立てて、リアルタイムにプレビューしながら調整するといいでしょう。

角の丸みの調整

角の丸みについては、remという単位になっていますが、これは、ブラウザのデフォルトのフォントサイズのテキストの縦幅を1remとした相対的な単位です。

シンプルに、値が大きくなれば丸っこくなり、小さくなれば角ばった感じになります。

これも開発サーバーを活用して確認しながら調整するといいでしょう。

ページの追加

今はページは三つだけですが、増やすことももちろんできます。

./src/pages内のファイルを増やせば、それに応じてページも増えます。

今あるページをコピーして作れば簡単だと思います。

ただ、./src/pagesにページを追加するだけでは、メニューに追加されません。

メニューの編集のしかたを説明します。

vscode edit menu

./src/layouts/Layout.astroの22~26行目の記述が該当します。

見たまんまなのでわかると思います。(説明放棄してますね)

既にあるメニューを参考に、メニューのアイテムを編集してください。

おわりに

カスタマイズが完了したら、実践編とおなじ手順でステージング、コミット、プッシュを行なってください。

プッシュされた時に、GitHub側で自動的に処理が走って公開されるようになっています。

僕が用意した簡単なカスタマイズの手段は以上ですが、やろうと思えばもっと高度なこともできます。

もっと知りたい人は、今回僕が使用しているフレームワークはAstroというものなので、そのドキュメントを読んでみるのもいいと思います。

はじめに
Astroの基本的な紹介です。
はじめに favicon docs.astro.build
はじめに

ちなみに、僕のこのブログもAstroを使用しています。

また、「こういう機能をつけたいんだけどどうしたらいい?」というような質問は、気軽にTwitterやDiscordで声をかけてもらえれば、できる範囲で対応します。お気軽にどうぞ。

さいごに、今回はプログラミング初心者向けとはいえ、あまりコードを書く場面はなかったですが、自分でものを作る楽しさを分ってもらえたら嬉しいです。

これからもっと高度なことをする機会があるかもしれませんが、一緒に楽しんでいきましょう!